松野町は秋祭りを迎えました。
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僕は大阪出張で不在にしていたのですが、我家にも牛鬼が来てくれました。悪いものを追っ払っていただけたようです、ありがたいですね。 
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まぁ、娘は震えるほど怖がっていたようですが、次のお家に向かわれる時には 追いかけて行ったそうです(笑)


そして、僕は松丸天満神社の秋祭りに参加させていただきました!
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気合の入る面々。

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松野町の牛鬼は、やはり迫力があります。
松野町の牛鬼

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神輿も美しいです。 なにより印象的なのは、担き手である子供達の笑顔です。 自分が暮らす地区の祭りに参加する…素晴らしいことですよね。 大人としては格好良いトコロをお見せして、憧れていただかなくてはなりません。 強制的に伝承しても、継続するのは次世代の方々です。 継続には覚悟や努力が必要です。 そんな困難にブツかった時に「強制的」と「憧れている」で雲泥の差があることは間違いありません。

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大人が担ぐ四ツ太皷。
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これには子供が4人乗って、太鼓と掛け声を発してくれるんですよ。

声張って、牛鬼や四つ太皷を担ぎ、地区内を練り歩きます。 稚児行列やお神輿も一緒に。 


個人的には「神輿を担ぐ」という行為に憧れを持っておりました。 神輿を担げる人は"選ばれた人"というイメージです。

日本全国に様々なお祭があり、もちろん大都会の東京・大阪なんかにも歴史の深い・地域に愛されているお祭が継承されてきています。 一部、"参加する"のではなく"観光集客イベント"という側面に侵略されつつあるお祭もありますが、継承している方々は 本気で愛着を持ち、覚悟を持って、楽しみにして、祭当日 以外の日々も そのお祭に関わって暮らされています。

そんな地域の想いが詰まっているお祭ですから、気軽に参加する…というのは、どこか失礼な気がしていたんですね。 例えば、太鼓を叩かせていただいたり、旗を持って歩かせていただいたりと過去にもお祭に参加させていただいたコトは何度かあるのですが、神輿となると別の話。 新参者・当日のみの参加者に担がせるわけには参りません。 神輿を担ぐのは世襲制なんて祭りも実在しますから。


松丸天満神社の秋祭りでは、牛鬼と四つ太皷を担ぐことができました。 嬉しかったです。 皆で揃いの法被を着て、同じ掛け声で、いく先々のお家の幸福を願って。 この懐の深さも松野町の魅力です。 移住者であれ、TVリポーターであれ、生粋の松野っ子達と同じように接してくれます。



過疎化の進む松野町ですが、こうやって若い衆が集まり、元気なお祭が伝えられています。 もしかしたら「昔に比べて人数が減ったなぁ」「昔はもっと活気があったなぁ」と感じられる方々も少なくないかも知れません。 でもね、今できる精一杯のコトをする。 それが一番大事。 地域おこし協力隊として この秋祭りに何が出来るか? 休まず 声を発し続けるコト。 とりあえず、それしか浮かびませんでした。

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無事に終了。

そうですね、僕のブログから「爽やかな秋空の下、和気藹々としたお祭り」なんてイメージを抱いてしまった方! 大間違いです。 終盤には牛鬼と四つ太皷のぶつかり合いもあって、迫力ある熱い祭なんです! さすがに参加していると写真が撮れませんので、同じ地域おこし協力隊が撮影してくれた写真を掲載させていただきます。
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四つ太皷を担ぐ僕

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激突! 牛鬼 vs 四ツ太皷!!

あぁ、お伝えできてない (T-T)


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