熊本帰省路のメイン国道57号線。
見落としがなければ、途中の道の駅は全て巡りました。引出しが増えました。
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大分県豊後大野市の"道の駅 あさじ"
愛媛ー大分間の旅路には、紫陽花で彩られたポイントが多かったので、ついつい「あじさい」と誤認していたが、あさじ、ASAJI、朝地…あぁッ 朝地町ね! 2005年の合併で朝地町を含む5町2村が「豊後大野市」になったというコト。 僕のように10年以上ぶりに訪れると「豊後大野市」という標識を見てもピンッと来ず、平仮名で書かれても気づかなかった。 そして浦島太郎状態の認識では、大野と朝地は全くもって別の地名である…というか距離間も違う。 自分地図の地名のアップデートが必要だ。

それはさておき、朝地と言えば「干し椎茸」「朝地牛」である。 朝地牛♪ 九州以外の方には馴染みがないだろうが、心踊るフレーズである。 しかし、そんな朝地牛にも合併の波は押し寄せた後だった。 豊後牛から派生した玖珠牛・山香牛なども全て「おおいた豊後牛」に銘柄を統一されてしまっていたのだ。 販路拡大が主な目的だったらしい…。 ちなみに豊後牛は「美味しい」でなく「豊味しい」と書いて「おいしい」と表現します。


ほらね、朝地と言えば牛肉なんですよ! 豊後牛朝地コロッケ。 朝地が漢字表記なのも好みです。
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しかし「本日は販売していない」の悪い知らせ。 食べたくて、探しまくって、見つからなくて、しかたないから遺跡見て、やっぱり食べたくて店員さんに尋ねたら…(T-T )
どんな限定販売やねんッ
看板下ろしとけやッ
…と心の中で毒づき、朝地町・朝地牛の名称消滅にショックを受けながら改めて駅内を散策。 ブログとは言え、悪いコトはあまり書きたくないので、訪れた道の駅でも印象に残らない駅・印象の悪かった駅については記事にもしないのだが、"道の駅あさじ"は訪れるべき面白い駅だった。


野菜・果物が元気!
外観がキレイに整っている…というか全体的に生命力が溢れている感じ。 なので美味そう。 結構厳しく管理されているんじゃないかと推測できる。
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イノシシとシカ肉が充実。
観光で訪れた方には まだまだ馴染みが薄い食材。 加工品もありますが、横に置かれている持ち帰り可能なレシピの充実ぶりには驚きました! これなら「作ってみたい」と思う人は増えるんじゃないかなぁ。 レシピ=知的財産ですので ご紹介はしませんが、このレシピを得るだけでも行く価値あり!
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そして籠や笊などの工芸品が爆安。 几帳面に丁寧に編まれているのは、大分や熊本の特徴です。 今となっては県外にも大分風の籠を編む職人さんはいらっしゃいますが、さすが大分、作りが美しいです。 茶托¥500- 確かに¥100ショップとかに行けば茶托は安く手に入ります。 でも、全くの別格。 物が違う。 手にとって「いいなぁ、¥800...下手したら¥1,200くらいするかなぁ」と値札を返したら「¥500」、衝撃というかショック。 小売価格ではなく卸価格の感覚。 ステキなお土産になります。
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そして効果が気になるマリンスター!
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ジオサイトエリアということもあり、近隣も見所満載です。
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敷地内の遺跡。
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次回は必ず 豊後牛朝地コロッケ を食べる!